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幼いころ、母に連れられて菊人形を見に行きました。1本の幹からたくさんの菊の花が出ていることが本当に不思議で、よく観察したものです。
春を描きに、ながめ公園に来ました。周辺のきれいな所をパンフレットで調べようと余興場で聞くと、中の見学ができるとのこと。30分余りの案内を聞きました。木造の回り舞台がある芝居小屋は、梅沢富美男さんの父が興行を行ったこともあるそうで、地下にはたくさんの資料が展示してあります。今は音楽などの発表もできるそうです。
案内の人に絵を描いていることを話すと、高津戸峡がよく見える所に連れていってくれました。「昔はここで泳げたし、船もあってね」と、思い出話をしてくれます。あと1年余りでこの高津戸橋も架け替えるようです。関東の耶馬渓とも言われるここの紅葉や菊人形も描かなくちゃと、春らんまんの橋を見上げながら思いました。
(平成19年5月11日掲載)