takatai
2008.9.28 コスモスを探して
2007.8.31 くだもの街道
2007.7.27 尾瀬
2007.6.29 浜川運動公園のハナショウブ

●群馬県の上毛新聞社の高崎のみ約6200部毎週金曜に
発行の折り込み紙です。月末の連載予定です
楽しみにしてください

コスモスを探して

筑井孝子の気ままにスケッチ ◆4◆


『花高展望花の丘』

『八幡塚古墳』

 今年は、いち早くコスモスを描こうと思っていました。ところが例年より少し開花が遅い上、大きな台風が日本を直撃してしまいました。天気予報では、その後も1週間ほど雨が続くと言っています。
 ところがある日の朝、少しぽつぽつと降っただけで雨があがってきたのです。あわてて数年前にコスモスを描いた「上毛野はにわの里公園」へ車を走らせました。でもコスモスは全く見えません。その代わり、黄色い帽子をかぶった小学生が古墳をにぎわしています。東京の足立区から来たそうです。隣の「かみつけの里博物館」を見たり古墳に登ったりしています。初めて東京で開く個展の案内を渡し、久しぶりに顔を出した榛名山も入れて1枚描きました。コスモスはなかったけど、満足です。
 さあ、私のとっておきの場所に移動です。午後から授業があるので心配でしたが、やっと着いた「鼻高展望花の丘」では、妙義山が今までに見たこともないほど綺麗に見えます。ここから何十枚描いたことでしょう。私は15年ほど前までこの近くのみやま養護学校に勤めていました。ここはよく生徒と散歩をしていた所です。ヨモギを摘んだりネクタリンを買いに来たり 懐かしくていつも来てしまうのです。平成13年からは、鼻高町の地域ボランティアグループ「鼻高町をきれいにする会」が菜の花やコスモスなど15種類以上の花々を植え、多くの人々を楽しませてくれています。
でも、コスモスは少ししかみえません。ふっとみると電柱の横に、こぼれた種から咲いてくれたのでしょうか、しっかり咲いているコスモスがあります。その花に近づいて描きました。今日のコスモス探しはこれでおしまい。
 この原稿がみなさんに届くころには一面満開になっていることでしょう。貴重な朝の時間に晴れてくれたことに心躍り、さわやかな風に思わずにこにこしていました。次回はみなさんに、東京デビューの話を楽しく話せたらと思っています。