
●群馬県の上毛新聞社の高崎のみ約6200部毎週金曜に
発行の折り込み紙です。月末の連載予定です
楽しみにしてください
11月最初の日曜日、大道芸をやっていると聞いて新町まで出かけました。穏やかで良い天気の下、いちょう並木通りは商店街やサークルの出店でにぎやかです。1995年から始まったまつりは、その人出にもびっくりです。
中央の特設ステージに行くと、「神流川合戦太鼓新町しのぶ会」の子供が勇壮な姿で息を弾ませ、太鼓をたたいていました。なんともかわいらしく美しく、見とれてしまいます。「男の子が少ないのでぜひ入ってください」と、数人の男の子が大きく手を振ります。
しばらく散策をしていると、チンドン屋を発見です。楽しそうにやっているのを見ると幼いころ、新しいお店ができるとチンドン屋が来たのを思い出します。なんだか不思議な魅力に、よくあとをつけていったものです。
今度はジャグリングをしている中国人の周りに人だかりができていました。片言の日本語で話しながら3つのラケットを回しています。パントマイムとともに1本ずつ増やし、とうとう6本をいっぺんに回し始めました。そのすごさに息をのみ、みんなの拍手はやみません。にっこり笑うとバック転まで披露してくれます。
バナナのたたき売りを見た後、かわいいピエロ「ツインキューブ」のユカちゃんとサクちゃんのショーを見つけました。ひょうきんな化粧で、黄色と赤の小柄な2人が楽しく盛り立てていきます。彼女たちはいとも簡単に風船をふくらませていくのに、会場から呼ばれた大きな男の人は一生懸命やっても全くできず、みんなの笑いを誘います。私が彼女たちを描いているのがわかったのか、気が付くとこっちを向いています。そしてできた風船を私の首に掛けてくれたのです。
ショーが終わってお礼を言いに行くと、すごく喜んでくれました。たくさん勉強をして、こうして私たちを楽しませているのです。私の絵もそうありたいと思います。その後も彼女たちとメールで話をしました。いつか再会してまた描けたらいいな!なんてうれしく思いました。