
●群馬県の上毛新聞社の高崎のみ約62000部毎週金曜に
発行の折り込み紙です。月末の連載予定です
楽しみにしてください
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高崎『少林山だるま市を満喫』
高崎のだるま市は、3年前に1度来たきりでした。高崎は前橋と違って2日間あります。初日の夜中にすごくにぎわうと聞いていたので行きたかったのですが、あいにくと用事があり、初日(6日)の朝から出かけました。昼間は盛り上がりに欠けるかなと思っていましたが、すばらしい天気と日曜が重なり、どんどん人が増えていきます。
今日は私の仲良しで、絵を飾ってくれているサンドイッチ屋さんの奥さんが一緒です。「こんにちは」とスポーツウエアを着た若い女性たちが声をかけてくれます。奥さんが私のことを紹介し、「学生さん?」と聞くと「社会人です!」と明るい声が返ってきます。彼女たちは有名なソフトボールの選手のようで、女坂と呼ばれる階段を元気よく登っていきます。
私たちも息を切らせて登り終え、さっそく絵を描き始めると、あちこちのだるま屋さんが声をかけてくれます。「先生!元気かい?」「今日は俺の所も描いてくれよ!」。以前に絵はがきをあげたので、私の本を買ってくれたそうです。奥さんは「だるま屋のアイドルだね」と笑います。3日後の前橋のだるま市でもう一度会う約束をしました。
達磨堂の大きなだるまの前から絵を描くことにしました。以前、この中で日本中のだるまのコレクションを見たのを思い出します。大人を越えるほどの高さのだるまの前で、みんなが記念写真を撮っています。本堂にあたる霊符堂を1周し、にぎやかな屋台を楽しみながらだるま市をあとにしました。
3日後、前橋のだるま市(初市)でだるま屋のおじさんと再会しました。おじさんは次々と私を紹介してくれます。私の周りはまるで、おじさんの周りのだるまのような人だかりです。「だるまもね、店によって顔が違うんだよ! うちのはいい顔だよ!」って…絵描きもそれぞれ違うように、だるまも店それぞれの顔があるんですね。
前橋の初市の翌日、私の今年最初の個展が始まりました。タカタイを読んでくれた人がたくさん来てくれ、私の正月は本当ににぎやかなスタートになりました。